交通事故のおすすめ知識 事故直後の対応 物損|自動車の損害 人身|怪我 加害者の対応

「物件事故」と「人身事故」の違いをわかりやすく解説!

2019年3月4日


こんにちは、損保社員の丸山です。

このページを見られている方は、交通事故に遭われ大変な状況にある方だと思います。

交通事故は苦労の連続だと思いますが、特にこんな疑問や不安はありませんか?

よくある疑問や不安

  • 交通事故に遭ってしまった。
  • 物件事故とか人身事故って聞くけど何?
  • どんな違いがあるんだろう?

そこで私の損保社員としての経験を踏まえ、

丸山
物件事故と人身事故の違いについてわかりやすくをお伝えします!

「物件事故」と「人身事故」の3つの違い

人身事故は、罰則がある

交通事故の発生に大きな責任を持つ方に罰則が科されます。詳しくは、以下の記事にて紹介しているのでご覧ください。

交通事故の罰則をまとめました。罰金や捕まるケースも!?

続きを見る

人身事故は、「実況見分調書」が作られる

警察・相手と3者で事故状況について「現場検証」を行い、警察が「実況見分調書」を作成します。

この実況見分調書は、非常に細かい事故状況が記載されているうえに、警察が作ったという国のお墨付きなので、過失割合の交渉において最重要の証拠となります。事故状況についての両当事者の主張が異なる場合は、交渉の場が訴訟に移ったとしても、これがすべてと言ってもいいくらい重要な書類です。

人身事故は、怪我の損害賠償を受けられる

「物が壊れました」が物件事故、「怪我もしました」が人身事故です。つまり、怪我の損害賠償を受けるためには、人身事故でないといけません。

保険会社からOKをもらえば、物件事故でも損害賠償を受けることができる場合もありますが、通院期間に制限がかかるなど不都合が生じます。

人身事故にするための手続き

実際の手続きは、以下のとおりです。

人身事故の手続き

  1. 病院で「警察提出用診断書」を発行
  2. 事故現場を所轄する警察署の交通課にて、「警察提出用診断書」を提出
  3. 警察官・相手と一緒に現場検証(事故直後に行った場合は不要)

おすすめ:「交通事故に関するすべてをまとめた」記事があります。

本記事のように、交通事故に関して必要な知識をまとめた記事を用意しています。

これを見れば、辛い交通事故も少しは楽になるかなと思うので、ぜひ見てください。

【保存版】交通事故のすべてをまとめました。【過失割合・示談金など】

続きを見る

  • この記事を書いた人

丸山(Maruyama)

損保会社で事故担当や営業企画を歴任する。大学時代に、行政書士を取得。就職後に、ファイナンシャルプランナーと証券アナリストを取得。趣味は、ジョギングしながら色んなジャンルのYOUTUBE動画を聞き漁ること。

-交通事故のおすすめ知識, 事故直後の対応, 物損|自動車の損害, 人身|怪我, 加害者の対応

© 2022 ジコトホケン