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交通事故の慰謝料相場を徹底解説!【誰でも簡単に計算できます】

2019年3月11日


こんにちは、損保社員の丸山です。

このページを見られている方は、交通事故に遭われ大変な状況にある方だと思います。

交通事故は苦労の連続だと思いますが、特にこんな疑問や不安はありませんか?

よくある疑問や不安

  • 交通事故に遭ってしまった。
  • 慰謝料っていくら出るんだろう?
  • 事故担当者と慰謝料の交渉ってあるのかな?

そこで私の損保社員としての経験を踏まえ、

丸山
正当な慰謝料の計算方法についてお伝えします!

慰謝料とは

「慰謝料」とは、怪我による精神的・肉体的な苦痛をいいます。苦痛をお金で計算することはなんて本来は誰にもできないので、便宜的に治療の状況をもとに計算されます。

慰謝料の賠償を受けるには

申請の手続き

特段の申請は必要ありません。事故に遭えばかならず支払われるのでご安心を。

損害額の算出

苦痛をお金で計算しようという非常に曖昧な項目なので、3パターンも計算方法があります。

基準名適用基準特徴
任意基準原則として適用される通常用いられるもので、一番金額も低い
自賠責基準自賠責保険の限度額120万円に収まる限度額があるものの、弁護士基準に遜色ないほど金額が高い
弁護士基準あなたが弁護士に委任した金額は最も高いが、弁護士費用も掛かる

【基準①】任意基準

各保険会社が定めるものなので公表されていません。上に載せているのはひとつの目安として紹介しています。この基準額に、怪我の大きさや通院頻度などを加味して決定されます。

具体例

-入院を1か月した後、通院を3か月したケース-

⇒ 50.4万円が慰謝料として計上される。

【基準②】自賠責基準

計算式

慰謝料=4300円×対象日数
※対象日数は、「治療日数の2倍」か「治療開始から終了までの期間」の小さい方

【基準③】弁護士基準

日弁連交通事故相談センターが発行する「赤い本・青い本」という書籍に記載される基準をもとに計算されます。任意基準の1.3倍~1.5倍ほどになっています。

ただし、あくまで訴訟で判決までいたった場合を想定した基準になっていますので、示談で終わった場合には、これに70~80%を乗じた金額が相場となります。

おすすめ:「交通事故に関するすべてをまとめた」記事があります。

本記事のように、交通事故に関して必要な知識をまとめた記事を用意しています。

これを見れば、辛い交通事故も少しは楽になるかなと思うので、ぜひ見てください。

【保存版】交通事故のすべてをまとめました。【過失割合・示談金など】

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  • この記事を書いた人

丸山(Maruyama)

損保会社で事故担当や営業企画を歴任する。大学時代に、行政書士を取得。就職後に、ファイナンシャルプランナーと証券アナリストを取得。趣味は、ジョギングしながら色んなジャンルのYOUTUBE動画を聞き漁ること。

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