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交通事故の示談交渉で有利になる5つのコツ【プロの示談交渉術】

2020年5月2日


こんにちは、損保社員の丸山です。

このページを見られている方は、交通事故に遭われ大変な状況にある方だと思います。

交通事故は苦労の連続だと思いますが、特にこんな疑問や不安はありませんか?

よくある疑問や不安

  • 交通事故に遭ってしまった。
  • 事故担当者が付いてくれたけどどんな人?
  • 示談交渉を上手く進めるにはどうしたらいいんだろう?

そこで私の損保社員としての経験を踏まえ、

丸山
示談交渉の相手である「事故担当者」の実態示談交渉を上手く進める方法をお伝えします!

【コツ①】示談交渉の基本を知る!

示談交渉とは「いくらの示談金なら納得するか」を決める交渉

示談交渉とは、いくらの示談金なら納得するかを決める交渉です。

示談交渉の本質は「相手と良い関係を築くこと」

「交渉」と聞くと「相手を論破する!」みたいなイメージがありますが、相手との口論は交渉術として望ましい戦術ではありません。

示談交渉の本質は、事故担当者と良い関係を築くことです。詳しくはコツ④で説明します。

【コツ②】交渉相手「事故担当者」を知る!

事故担当者といっても2種類いる

一口に事故担当者といっても、以下の2種類の事故担当者がいます。

  • 「自分の保険会社」の事故担当者
  • 「相手の保険会社」の事故担当者
相手の保険会社が事故担当者なら要注意

相手の保険会社の事故担当者がついている場合は要注意ですね。あなたはお客さんではありませんから、あなたに優しくする必要がないので…

ちなみに、どちらが担当として付くのかは以下のように決まります。

「物損事故」の事故担当者の決まり方

物損事故の事故担当者の割り振り

あなたに全く過失がない⇒相手の保険会社

あなたが追突された場合などです。

自分は悪くないのに、相手と直接交渉をしないといけないので大変です。
頑張りましょう。

あなたに過失がある⇒自分の保険会社

交差点での衝突など、大体がこのパターンです。
あなたとタッグを組んで、あなたの意見を聞きながら相手との交渉をしてくれるんです。

「過失」ってなに?という場合は

そもそも「過失」の意味が分からない場合はこちらの記事をどうぞ。

【過失割合が完璧にわかる】交通事故の過失交渉を5つのポイントで完全解説

続きを見る

「人身事故」の事故担当者の決まり方

人身事故の事故担当者の割り振り

相手が悪い⇒相手の保険会社

目安として過失割合30:70よりも相手が悪い場合です。

自分が悪い⇒自分の保険会社

正確には、「相手が悪い場合」以外です。
つまり、過失割合30:70よりも自分が悪い場合です。

誰も担当がつかない場合も…

相手の保険会社が担当につかず、かつ人身傷害補償にも入っていない場合は、自分ですべてを処理しないといけません。

この記事で「誰も担当がつかない場合の対処法」をわかりやすく解説しているので、参考にしてください。

交通事故の打切りで揉めた場合の裏技!被害者請求を徹底解説【示談の裏技】

続きを見る

【コツ③】交渉相手「事故担当者」をもっと知る!

事故担当者は普通のサラリーマン

事故担当者の正体は、再雇用のおじちゃんか、特殊職として雇われたお姉さんです。
つまり、めちゃくちゃ普通の人なんです。

これを知るだけでも、変に緊張せずに交渉に当たれますよね。


【コツ④】事故担当者と仲良くなる!

事故担当者と敵対するのは絶対NG!

示談交渉で100%損をするのが事故担当者を口撃することです。
事故担当者も人間なので、内心で「この人うざったいなあ。」と思っています。

しかも、事故担当者は示談に関してある程度の裁量を持っているので…

嫌いな被害者には「示談も1円でも安くしよう!」とハリキリますし、
逆に、印象の良い被害者には「1円でも多く示談金を払おう!」と頑張ってくれます。

事故担当者には愛想よく接しよう

「この人はしっかりした人だな」という好印象を持たれてください。
あなたが知り合いに対するように、愛想よく事故担当者に接するだけで、多くの事故担当者はあなたを贔屓してくれます。

人身事故は更なるコツがある

ただ、人身事故の場合はもうちょっと細かいコツがあります。
以下の記事を確認しておきましょう。

交通事故で打切られずに通院するための8つのコツ【プロの示談交渉術】

続きを見る

【コツ⑤】事故担当者に負けない「示談交渉の知識」をつける!

示談交渉は「事故担当者が圧倒的に有利」な交渉

交渉は金を握っている方が圧倒的に有利です。
つまり、示談交渉では事故担当者が圧倒的に有利なわけです。

更に、事故担当者は交通事故のプロなので、あなたとの知識格差は絶大です。

交通事故の知識は絶対に付けるべき

そこで、少しでも交渉を有利に進めるために交通事故の知識をつけましょう。

以下の記事を一通り読めば、事故担当者との知識格差はかなり縮まります

【保存版】交通事故のすべてをまとめました。【過失割合・示談金など】

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  • この記事を書いた人

丸山(Maruyama)

損保会社で事故担当や営業企画を歴任する。大学時代に、行政書士を取得。就職後に、ファイナンシャルプランナーと証券アナリストを取得。趣味は、ジョギングしながら色んなジャンルのYOUTUBE動画を聞き漁ること。

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