過失割合とは
過失割合とは、簡単に言うと「どっちがどれだけ悪いか」です。詳しくは、以下の記事で解説しています。
過失割合の算出方法
基本過失 ± 修正要素
「基本過失」とは、その事故状況に適用される基本的な過失割合です。交通事故の過失割合は、事故状況ごとにパターン化されており、「この場合には、○:●」というように画一的に決まっています。
「修正要素」とは、事故状況のほかに特殊な事情があれば加減されるものです。例えば、15km/h以上の速度超過があれば10%の修正(悪い方に加算)がされます。
判例タイムズですべてが決められてる
画一的に決められた過失割合を記載したものが、「判例タイムズ」という書籍です。
これは、裁判における判決傾向をもとに作成されたものであり、事故担当者から弁護士まで、すべての交通事故のプロが使用しているものです。
以下では大まかな過失割合についてお伝えしますが、気になるようでしたら、あなたのご担当に「判例タイムズ」を見せてもらいながら過失割合の説明をしてもらうとよいでしょう。
交差点以外における接触
100:0となる場合
主な基本過失
主な修正要素
特になし |
路外から・へ進入する場合
主な基本過失
主な修正要素
速度超過 | +10~+20 | 超過の程度により |
明らかな先入れ・既右折 | -10 |
進路変更の場合
主な基本過失
主な修正要素
速度超過 | +10~+20 | 超過の程度により |
合図なし | +20 |
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これを見れば、辛い交通事故も少しは楽になるかなと思うので、ぜひ見てください。