こんにちは、損保社員の丸山です。
このページを見られている方は、交通事故に遭われ大変な状況にある方だと思います。
交通事故は苦労の連続だと思いますが、特にこんな疑問や不安はありませんか?
よくある疑問や不安
- 交通事故で怪我をしてしまった。
- 「打切り交渉」という言葉を聞いたことある…
- 通院するのに必要な知識ってある?
そこで私の損保社員としての経験を踏まえ、
そこで、通院にあたった最低限のルールと「打切り交渉」への対抗策をお伝えします!
初診は事故から2週間以内で!
「事故から2週間以内に初診」は絶対的なルールで、この期間に通院しないと怪我の賠償はしてもらえません。
どんなに忙しくても2週間以内に初診を受けてください。
どんなに忙しくても1か月に1回は通院する
「1か月に1回の通院」は絶対的なルールではありませんが、海外出張があったなどの相当の理由がない限りは通院停止になります。
これも気を付けて、1か月に1回は通院するようにしましょう。
整骨院より「病院」がおすすめ
薬を処方できるのは「病院」
事故当初は痛みがひどく、痛み止めや湿布無しの生活は難しいです。
痛み止めや湿布などの薬を処方できるのは病院だけです。
痛みが強いなら、病院じゃないと厳しいでしょう。
後遺障害を申請できるのは「病院」
「治療をしても治らない痛みなど」のことを後遺障害といいます。
大体3~6か月治療しても痛みが残る場合は、この後遺障害の申請を行うこととなります。
しかし、病院へ通っていないと「後遺障害診断書」という申請書類を作成できません。
痛みが激しい場合は、将来の後遺障害申請を見越して病院へ通い続けましょう。
夜間休日も空いてるのは「整骨院」
仕事をしていると、病院へ定期的に通うのって難しいんですよね。
整骨院は20時まで開いてたり、土日もやってたりと便利なんです。
整骨院は「打切り交渉」を掛けられやすい
「打切り交渉」とは、事故担当者からあなたへ「通院できるのは後1か月ですよ」という通告を行うことです。
整骨院に通院すると打切り交渉を掛けられる確率がかなりアップします。
なぜなら、保険会社に詐欺を働こうとする人間の多くが整骨院へ通っているためです。
慰謝料は通院日数に応じて計算されるので、通うほど得をするし、整骨院は遅くまでやっていて通いやすい。
こういう人間が意外と多いので、「整骨院に通います」というだけで怪しまれます。
それを考慮すると、元事故担当者としては整骨院への通院は最終手段にすべきと思っています。
打切り交渉についての詳しい知識や対抗手段は、こちらで紹介してます。
交通事故で打切られずに通院するための8つのコツ【プロの示談交渉術】
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