こんにちは、損保社員の丸山です。
このページを見られている方は、交通事故に遭われ大変な状況にある方だと思います。
交通事故は苦労の連続だと思いますが、特にこんな疑問や不安はありませんか?
よくある疑問や不安
- 交通事故で怪我をして会社を休んだ。
- その分って賠償してもらえるのかな?
そこで私の損保社員としての経験を踏まえ、
この記事でわかること
「休業損害」の他に、交通事故の怪我でどんな示談金を受け取れるの?という方は、こちらをご覧ください。
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【怪我の損害額】交通事故の示談金を6つの費用でわかりやすく解説
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休業損害とは
「休業損害」とは、お仕事を休んだことによる給与減給分などの損害をいいます。
あなたがお勤めされている場合を勿論のこと、ご自身で事業をされている場合も、専業主婦である場合も賠償の対象となります。専業主婦の場合はちょっと特殊なので、以下の記事で紹介しています。
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交通事故に遭った主婦への賠償「主婦休損」を徹底解説!
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休業損害の賠償を受けるには
申請の手続き
事故担当者へ仕事をお休みしたことを伝えてください。そこで必要書類を説明されるため、後は指示に従うことで賠償を受けられます。
「伝えないと賠償してもらえない」賠償なので、しっかりと伝えてくださいね。
損害額の計算方法
休業損害の計算式
このうち、「休業日額」と「休業日数」の計算はあなたの「働き方」によって異なります。代表的なケースとして、あなたがサラリーマンの場合は、以下の方法で計算できます。
- 休業日額:お勤め先が作成した「休業損害証明書」と源泉徴収票をもとに計算
- 休業日数:お勤め先が作成した「休業損害証明書」に記載された欠勤・有休日数
賠償を受けとれる時期
示談が完了したタイミングで示談金が払われます。ただ、月給が支払われないと生活に困ることもあるので、保険会社に毎月支払ってもらうこともできます。
よくある質問
有休を使用した場合も賠償されるの?
欠勤でなく有給休暇を使用した場合であっても、賠償の対象となります。
ボーナスや基本給が減らされた場合も賠償されるの?
お勤め先からの証明書類と根拠規定の写しを提出すれば、賠償の対象となります。
個人事業主として働いているが、確定申告をもとにした賠償を告げられた。本来はもっと稼ぎがあるので、そちらをもとに賠償を受けられないか?
あなたが「過少申告」しているということであれば、同じ税法の下で暮らす一日本国民として、私があなたにアドバイスすることはありません。悪意ある過少申告は、刑罰の対象となりうることだけお伝えします。
しかし、確定申告の内容は正しいが、費用のうち固定費用が多くを占める場合には、その立証書類を添えて、事故担当者へ説明しましょう。固定費用は、あなたの事業継続有無に関わらず発生するため、休業日額の計算からは省かれるべきです。
おすすめ:「交通事故に関するすべてをまとめた」記事があります。
本記事のように、交通事故に関して必要な知識をまとめた記事を用意しています。
これを見れば、辛い交通事故も少しは楽になるかなと思うので、ぜひ見てください。
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