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40代の自動車保険料の相場って?プロのおすすめで保険料は安くなる!

2020年7月20日


こんにちは、損保社員の丸山です。

このページを見られている方は、自動車保険の見直しにかなり高い感度を持っている方だと思います。

そんなあなたでも、「自動車保険を見直すぞ!」と意気込んだは良いものの、こんな疑問にぶち当たっていませんか?

よくある疑問

  • 自動車保険を見直そうと思っている。
  • 40代の自動車保険の相場ってどれくらいなんだろう。
  • 子供も大きくなり、保険料を節約する方法を探してる。
  • 保険料を少しでも安くできないかな?

そこで私の損保社員としての経験を踏まえ、

丸山
40代の自動車保険の保険料相場自動車保険を安くする方法40代におすすめの自動車保険をお伝えします!

40代の自動車保険料の相場

40代の保険料相場は、子供が自分の車を運転するかどうかによってかなり異なります。
ここでは、それぞれについて確認しましょう。

子供が運転しない場合の自動車保険料の相場

子供が自分の車を運転しない場合には、かなり安い保険料相場となります。

補償タイプ16等級20等級
フル補償4.5万円3.5万円
車両保険なし2万円1.5万円

前提条件

  • 年齢:45歳
  • 車両:トヨタ アクア(時価160万円)
  • 補償:対人 無制限、対物 無制限、人身傷害 3,000万円、対物超過修理費用特約 付帯、他特約 無し

子供が運転する場合の自動車保険料の相場

子供が自分の車を運転しない場合に比べると、かなり保険料相場が上がってしまいます。

補償タイプ16等級20等級
フル補償13万円10万円
車両保険なし6万円4.5万円

前提条件

  • 年齢:45歳
  • 車両:トヨタ アクア(時価160万円)
  • 補償:対人 無制限、対物 無制限、人身傷害 3,000万円、対物超過修理費用特約 付帯、他特約 無し

40代の自動車保険の選び方

40代になるとご自身を取り巻く環境も変わり、それに連動して自動車保険との関わり方も変わってきます。

ここでは、その環境変化に連動した自動車保険の選び方を確認します。

年齢とともに保険料は下がる

自動車保険は保険料設定の構造上、年齢とともに保険料は自然と下がります

一般的には、20代の保険料相場の半分ほどまで保険料は下がります。

子供が運転を始めると保険料が上がる

一方で、子供が運転免許を取得してあなたの車を運転するようになると、「運転者限定特約」の条件を変更する必要が生じます。

これにより、平均5万円ほども保険料が上がってしまいます

出費の増加に対応した自動車保険の見直しを!

子供の成長に伴い、40代は人生で最も出費の多い年代となります。そのため、保険料率が有利となっていることを利用しながら、保険料が安くなるように自動車保険を見直す必要があります。

40代の保険料を安くする5つのコツ

保険料を極力抑えるべき40代の自動車保険ですが、5つのコツを活用することで「最低限」に抑えることができます。

保険料を安くするコツ

  1. 運転者限定特約を見直す
  2. 1日自動車保険を利用する
  3. ゴールド免許割引を活用する
  4. 補償内容を見直す
  5. 一括見積もりを実施する

【コツ①】運転者限定特約を見直して安くする

上記にて、子供があなたの車を運転するようになると保険料が5万円も高くなるとを紹介しました。しかし、意外と知られていない事実があります。

別居中の大学生の子供などが実家の車をたまに運転する場合に注意してください。

この「別居の未婚の子供」は「年齢条件」の対象外となります。つまり、家族が運転者範囲となっていれば、30歳以上の年齢条件でも補償対象となります

運転者限定特約とは

  • 運転者範囲:誰が運転する?
  • 年齢条件:運転する人の最少年齢はいくつ?

【コツ②】1日自動車保険を利用して安くする

子供が自分の車を使う頻度が低い場合には、「1日自動車保険」の利用を検討しましょう。

上記のように「運転者限定特約」を変更するよりも、グッと保険料を抑えられます

1日自動車保険とは

1日自動車保険とは、文字通り「1日だけ補償される自動車保険」です。

費用は500円が相場であり、手続きはスマートフォンひとつで簡単に完了します。

【コツ③】ゴールド免許割引を活用して安くする

ゴールド免許は無事故無違反の証であり、年間8千円近くも保険料の節約効果があります。

無事故無違反期間が5年間とハードルは高いですが、積極的にゴールド免許を取得し、割引を活用しましょう。

【コツ④】補償内容を見直して安くする

年齢別交通事故発生率

参考:警察庁「交通事故の発生状況」

40代は交通事故の発生率が非常に低く、一般に「運転の上手い年代」と考えられています。そのため、補償を手厚くする必要性もかなり下がります

このことを利用して、以下のような補償内容の見直しをしてみましょう。

車両保険を外す

事故率の低さに加え、40代には一定額の貯金が貯まっている傾向にあります。

「貯金で対応できるリスクは、補償を付けない」という"自動車保険選びの鉄則"に照らし、車両保険を外して保険料を安くすることを検討しましょう。

車両保険見直しのコツ

「事故率が低いとはいえ、車両保険を外すのは危険」と思う方は、以下のような手段を検討してみてください。

  • 免責金額を10万円に変更する→約7千円の節約効果を見込めます
  • エコノミータイプに変更する→約1万円の節約効果を見込めます

人身傷害保険は付ける

人身傷害保険の一番の使いどころは、交通事故で動けないほどの後遺障害になってしまった場合です。

要介護状態になってしまうことを考えると、特に家族のいる方は、人身傷害保険の必要性がかなり高まると思います

もっと詳しく補償内容を検討したい方へ

保険料を安く抑えるために、補償内容の検討は非常に重要です。

以下の記事で、「補償内容選びの鉄則」を詳しく解説しています。記事に沿って考えるだけで、「いまの自分に最適な補償内容」が簡単にわかるので、ぜひご覧ください。

【完全版】プロがおすすめする自動車保険の「補償内容選びの鉄則」

続きを見る

【コツ⑤】一括見積もりを実施してして安くする

一括見積もりとは、簡単に全20社ほどの保険料を見積もり事ができるサービスです。

これを行うことにより、大幅な保険料の節約が見込めます。

自動車保険によって最大8万円の保険料の差


「全く同じ条件」であっても、自動車保険ごとに最大8万円の保険料の差が出ます。つまり、保険料を安くしたいなら、全ての保険料を見積もって安いところを探すのが一番なんです。

かと言って、一社ずつ見積もるのは膨大な時間が掛かります。

安い自動車保険を探すなら「一括見積もり」

そこで、保険料を節約するために効率的なのが一括見積もりサイトです。私も毎年利用するおすすめなサービスです。

≫ おすすめ一括見積もりサービス|インズウェブ

一括見積もりサイトのメリット

  • 5分で完了できる
  • 20社の保険料を一気に見積もれて比較ができる
  • 勧誘電話がこない

もっと詳しく知りたい方へ

以下の記事では、プロが考え得る限りの「保険料を安くする方法」をリストアップしています。保険料を安くする方法について、もっと詳しく知りたい方はご覧ください。

自動車保険のプロが伝授!保険料を安くする7つの秘訣

続きを見る


40代にこそおすすめな自動車保険5選

最後に「40代でも安い自動車保険」という視点で、おすすめの自動車保険を紹介します。

なお、もっと広い視点での自動車保険を比較したい場合は、以下の記事に主要自動車保険すべての評価をまとめてます

【ランキング最新版】プロがおすすめ自動車保険13社を徹底比較!

続きを見る

【おすすめ自動車保険①】セゾン自動車

おすすめポイント

  1. 40代の保険料が安い
  2. 商品名「おとなの自動車保険」のとおり、「おとな」にお得な保険料設定
  3. 事故対応力は期待できないので、ご了承のうえ

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。

【口コミ】セゾン自動車の対応ってどうなの?プロが評判を暴露|自動車保険

続きを見る

【おすすめ自動車保険②】SBI損保

おすすめポイント

  1. とにかく保険料の安さに特化した自動車保険
  2. 「全年代で安い」という異常な保険料設定
  3. 事故対応力は期待できないので、ご了承のうえ

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。

【口コミ】SBI損保の対応ってどうなの?プロが評判を暴露|自動車保険

続きを見る

【おすすめ自動車保険③】チューリッヒ

おすすめポイント

  1. 40代の保険料が安い
  2. SBI損保に次いで保険料に特化した自動車保険
  3. 事故対応力は期待できないので、ご了承のうえ

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。

【口コミ】チューリッヒの対応ってどうなの?プロが評判を暴露|自動車保険

続きを見る

【おすすめ自動車保険④】JA共済

おすすめポイント

  1. 代理店型損保のなかでは保険料が圧倒的に安い
  2. 事故対応力は万全
  3. 「安心」も「保険料の安さ」もどちらも求められる自動車保険

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。

【口コミ】JA共済の対応ってどうなの?プロが評判を暴露|自動車保険

続きを見る

【おすすめ自動車保険⑤】東京海上日動

おすすめポイント

  1. 代理店型損保のなかでは40代の保険料が安い
  2. ただし、ダイレクト型損保に比べると2万円程高い
  3. 事故対応力は万全
  4. リーディングカンパニーの安心感

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。

まとめ:40代は様々なコツを活用して、お得な自動車保険を!

40代は最も出費のかさむ年代であり、生活費としての自動車保険の保険料は極力安く抑えたいです。

この記事で紹介したノウハウを活用しつつ、最適な自動車保険に加入するよう心がけましょう。

おすすめ:「自動車保険の節約ノウハウのすべてをまとめた」記事があります。

本記事のように、自動車保険の知識を体系的にまとめた記事を用意しています。

自動車保険に関する全体像を把握したい方は、ぜひご覧ください。

プロがおすすめする自動車保険の選び方 完全ロードマップ【安い&安心】

続きを見る

  • この記事を書いた人

丸山(Maruyama)

損保会社で事故担当や営業企画を歴任する。大学時代に、行政書士を取得。就職後に、ファイナンシャルプランナーと証券アナリストを取得。趣味は、ジョギングしながら色んなジャンルのYOUTUBE動画を聞き漁ること。

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