損保ジャパンの火災保険はどんなものなのか。果たして、加入してよいものか。
そんな疑問を持たられている方は多いのではないでしょうか。そのような方に向けて、この記事では、
この記事でわかること
損保ジャパンの火災保険の「特徴(概要)」
損保ジャパンの火災保険をざっくりと言い表すと、以下のような保険です。
損保ジャパンの特徴
- 補償内容はかなり充実している
- 補償のカスタマイズ性が高い
- 付帯サービスが非常に充実
- 保険料水準はかなり高め
損保ジャパンの火災保険の「評価」
当ブログのランキングにて、第9位(11社中)の火災保険です。
総合評価 | 3.8 |
補償内容 | 4 |
付帯サービス | 5 |
保険料 | 3 |
利便性 | 3 |
財務安全性 | 5 |
【ランキング最新版】プロがおすすめ火災保険11社を徹底比較!
続きを見る
損保ジャパンとは
損保ジャパンは、損保業界シェア3位を誇る損害保険会社です。2014年に損保ジャパンと日本興亜火災が合併して誕生しました。自動車保険・火災保険といった損害保険を販売する一方で、グループ会社である損保ジャパンひまわり生命にて生命保険を販売し、総合保険会社として事業を展開しています。火災保険としては「THE すまいの保険」を販売しています。
損保ジャパンは代理店型損保と呼ばれるものに当たるため、保険のプロである代理店と相談しながら加入検討を行うことになります。一方で、気軽にネットから申し込むということはできません。
損保ジャパンの火災保険の「補償内容」
基本補償
損保ジャパンでは、基本補償はすべて揃えられており充実しています。
また、カスタマイズ性もかなり高いです。一見すると2つのプランしかありませんが、ベーシックプランで「水災」や「偶発的な破損等」といった需要の分かれるリスクの補償可否を選択可能となっており、幅広いニーズに対応できるように設計されています。
基本補償 | ベーシック | スリム |
火災・落雷・爆発 | ○ | ○ |
風災・雪災・ひょう | ○ | ○ |
水災 | 選択可 | × |
水濡れ | ○ | × |
外部からの衝突等 | ○ | × |
騒じょう等 | ○ | × |
盗難 | ○ | × |
偶発的な破損等 | 選択可 | × |
費用保険金
損保ジャパンでは、費用保険金は業界標準の充実度です。最低限必要な補償や実際に災害に遭った時に嬉しい補償が用意されています。
- 地震火災費用保険金
- 残存物取片づけ費用保険金
- 凍結水道管修理費用保険金
- 損害防止費用
- 臨時費用保険金
地震火災費用保険金
地震等を原因とした火災で半焼以上となった場合に、一般的には損害額の5%が定額で補償されます。
残存物取片づけ費用保険金
残存物を片づけるための費用を補償するもので、損害額が実費で補償されます。
凍結水道管修理費用保険金
水道管が凍結等により損壊した場合に、損害額が実額で補償されます。
損害防止費用
損害が拡大するのを防ぐために必要な各種費用を補償するもので、損害額が実費で補償されます。
臨時費用保険金
臨時で支出することになった広範な費用を補償するもので、一般的には損害額の10%が定額で補償されます。
オプション特約
損保ジャパンでは、オプション特約をかなり充実して取り揃えています。
- 臨時費用補償特約
- 類焼損害補償特約
- 建物電気的・機械的事故補償特約
- 携行品損害補償特約
- 家賃収入補償特約
- 家主費用特約
- 施設賠償責任特約
- 個人賠償責任補償特約
- etc
臨時費用補償特約
臨時で支出することになった広範な費用を補償するもので、一般的には損害額の10%が定額で補償されます。
類焼損害補償特約
隣家へ類焼した場合に類焼先が火災保険へ加入していなければ、損害額が実費で補償されます。
建物電気的・機械的事故補償特約
エアコンやビルトイン食洗器、床暖房などの建物と一体化している家電がショートなどを原因として故障した場合に、損害額が実費で補償されます。
携行品損害補償特約
家財を外出先に持ちだして偶然に損壊させた場合に、損害額が実費で補償されます。
家賃収入補償特約
貸しマンションで火災等により家賃損失が発生した場合などに、損害額が実費で補償されます。
家主費用特約
貸しマンションで孤独死事故が発生して家賃損失が発生した場合などに、損害額が実費で補償されます。
施設賠償責任特約
家の管理不足などによる損害賠償が発生した場合に、損害額が実費で補償されます。
個人賠償責任補償特約
日常生活で賠償事故を発生させた場合に、損害賠償額が実費で補償されます。
損保ジャパンの火災保険の「保険料水準」
独自調査による保険料ランキングで、損保ジャパンは第10位(11社中)とかなり高い水準の保険料です。
実際の加入検討では「実際の保険料」を調べよう
火災保険において、保険料は最も強い差別化ポイントです。そして、カスタマイズ性の問題等により、実際に見積もりを取ると意外なところが最安値だったりします。
そこで、多くの火災保険から見積もりを取るようにしましょう。その際に、以下の一括見積もりサービスが非常に便利なので利用してみてください。
一括見積もりは、代理店とのやり取りに使う時間が圧倒的に少なく、約3分の1以下と非常に省力で見積もりを揃えることができます。
損保ジャパンの火災保険の付帯サービス
損保ジャパンでは、業界トップレベルに充実した付帯サービスが用意されています。
- 水まわりのトラブル応急サービス
- かぎのトラブル応急サービス
- 防犯機能アップ応援サービス
- 健康・医療相談サービス
- 介護関連相談サービス
- 住宅相談サービス
- 法律相談サービス
- 税務相談サービス
水まわりのトラブル応急サービス
水回りトラブルをサポートしてくれます。
かぎのトラブル応急サービス
鍵開けトラブルをサポートしてくれます。
防犯機能アップ応援サービス
防犯グッズ設置業者を紹介してくれます。
健康・医療相談サービス
24時間の緊急医療相談などの各種医療相談を実施してしてくれます。
介護関連相談サービス
高齢者の介護等の相談に応じて、介護サービス業者を紹介してくれます。
住宅相談サービス
リフォームや維持管理などの住宅に関する全般的な相談をできます。
法律相談サービス
様々な法律に関する疑問を弁護士へ無料で相談できます。
税務相談サービス
様々な税務に関する疑問を税理士へ無料で相談できます。
まとめ
損保ジャパンはカスタマイズ性が高く、補償もかなり充実した火災保険です。
一方で、保険料水準はかなり高く、加入に当たってのかなりのネックとなります。保険料に納得できるならばおすすめできる火災保険といえます。
火災保険をもっと比較したいなら
以下の記事では、火災保険11社について徹底分析のうえでランキング化しています。もっと他社を比較検討したいという方は、是非ご確認ください。
【ランキング最新版】プロがおすすめ火災保険11社を徹底比較!
続きを見る