こんにちは、損保社員の丸山です。
このページを見られている方は、自動車保険の見直しにかなり高い感度を持っている方だと思います。
そんなあなたでも、「自動車保険を見直すぞ!」と意気込んだは良いものの、こんな疑問にぶち当たっていませんか?
よくある疑問
- 自動車保険を見直そうと思ったけど案外難しい。
- 軽自動車は自動車保険料も安くなるのかな?
- 軽自動車でお得に自動車保険へ加入したい。
そこで私の損保社員としての経験を踏まえ、
この記事でわかること
軽自動車だと自動車保険料は安いって本当?
「軽自動車の自動車保険料が安い」という噂は真実です。まずは、その背景にある理由をいくつか確認してみましょう。
軽自動車は「事故の被害額」が少ない
軽自動車は車体が軽いので、事故を起こしたとしても相手に与える被害が少ないです。なので、相手に支払う保険金が安くなり、保険料も安くなります。
軽自動車は「修理費」も安い
軽自動車は自身の車が壊れた際にも、かなり安い費用で修理を行うことができます。なので、自分に支払われる保険金が安くなり、保険料も安くなります。
「軽自動車の保険料が安い」は真実
上記のとおり保険金として支払われる金額も少ないので、保険料も安くなります。
そのため、「軽自動車なら自動車保険もお得」というイメージは真実です。だからこそ、もっとお得に加入するノウハウが存在しますので、更にお得に自動車保険へ加入しましょう。
軽自動車の自動車保険料の相場
軽自動車の自動車保険料の相場は、概ね以下のとおりです。
普通自動車と比べると、保険料が圧倒的に安いことが確認できます。
年齢 | 軽自動車 | 普通自動車 |
---|---|---|
20代 | 40,000~60,000 | 60,000~100,000 |
30代 | 35,000~50,000 | 20,000~45,000 |
40代 | 30,000~45,000 | 15,000~35,000 |
前提条件
- 補償:対人 無制限、対物 無制限、人身傷害 3,000万円、車両保険有り~無し、対物超過修理費用特約 付帯、他特約 無し
軽自動車の保険料を安くする5つのコツ
軽自動車の自動車保険はすでに保険料が安いですが、さらに安くするコツがあります。これらを活用して、「最低限の保険料」を目指しましょう。
過失交渉を動かす裏技
- 車両保険を外す
- 運転者を明確にする
- ゴールド免許割引を活用する
- 軽自動車が安い自動車保険に加入する
- 一括見積もりを実施する
【コツ①】車両保険を外して保険料を安く
車両保険は保険料がかなり高く、自動車保険料のかなりの部分を占めています。
一方で、軽自動車は購入金額や修理代が安い傾向にあり、車両保険の必要性はかなり低くなります。ローンを既に支払い終えている場合は、車両保険を外してしまうというのも有効な手段です。
「車両保険を外すのは危険」と思う方は、以下のような手段も有効です。
- 免責金額を10万円に変更する→約7千円の節約効果を見込めます
- エコノミータイプに変更する→約1万円の節約効果を見込めます
自動車保険の見直しをじっくり検討したい方へ
以下の記事では、自動車保険の「補償選びの鉄則」について説明しています。
記事に沿って考えるだけで、「自分にあった補償内容」が簡単にわかるようになっていますので、ぜひご覧ください。
【完全版】プロがおすすめする自動車保険の「補償内容選びの鉄則」
続きを見る
【コツ②】運転者を明確にして保険料を安く
「運転者の範囲」や「運転者の年齢」を明確にするのか、有耶無耶にするのかによって8万円近くも保険料が変わってきます。
運転者を最低限の範囲に絞って、適切に自動車保険の「運転者限定特約」を設定するようにしましょう。
運転者限定特約とは
- 運転者範囲:誰が運転する?
- 年齢条件:運転する人の最少年齢はいくつ?
【コツ③】ゴールド免許割引を活用して保険料を安く
ゴールド免許は無事故無違反の証であり、年間8千円近くも保険料の節約効果があります。
無事故無違反期間が5年間とハードルは高いですが、積極的にゴールド免許を取得し、割引を活用しましょう。
【コツ④】軽自動車が安い自動車保険に加入する
調査の結果、軽自動車で保険料が安かった自動車保険はこの3社でした。これらの自動車保険をベースとして、以下で紹介する一括見積もりを実施することで、保険料をかなり安く抑えることができます。
軽自動車が安い自動車保険
- SBI損保
- チューリッヒ
- 三井ダイレクト損保
【コツ⑤】一括見積もりを実施して保険料を安く
「軽自動車」という"あくまで一側面"を切り取ると上記3社がおすすめです。しかし、自動車保険はあなたの様々な条件を考慮して保険料を算出します。
そのため、「安い自動車保険」を探すためには、もう一歩踏み込んだ総合的な対策が必要です。
自動車保険によって最大8万円の保険料の差
「全く同じ条件」であっても、自動車保険ごとに最大8万円の保険料の差が出ます。つまり、保険料を安くしたいなら、全ての保険料を見積もって安いところを探すのが一番なんです。
かと言って、一社ずつ見積もるのは膨大な時間が掛かります。
安い自動車保険を探すなら「一括見積もり」
そこで、保険料を節約するために効率的なのが一括見積もりサイトです。私も毎年利用するおすすめなサービスです。
一括見積もりサイトのメリット
- 5分で完了できる
- 20社の保険料を一気に見積もれて比較ができる
- 勧誘電話がこない
もっと詳しく知りたい方へ
以下の記事では、プロが考え得る限りの「保険料を安くする方法」をリストアップしています。保険料を安くする方法について、もっと詳しく知りたい方はご覧ください。
自動車保険のプロが伝授!保険料を安くする7つの秘訣
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まとめ:軽自動車の自動車保険は確かに安いが、「もっと安い」を求めよう!
軽自動車の自動車保険は、普通自動車に比べて明らかに保険料が安く設定されています。
しかし、折角ランニングコストの安い軽自動車を利用しているのだから、自動車保険の保険料も、ここで紹介したコツをフル活用して「もっと安く」していきましょう!
おすすめ:「自動車保険の節約ノウハウのすべてをまとめた」記事があります。
本記事のように、自動車保険の知識を体系的にまとめた記事を用意しています。
自動車保険に関する全体像を把握したい方は、ぜひご覧ください。
プロがおすすめする自動車保険の選び方 完全ロードマップ【安い&安心】
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