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自動車保険に弁護士費用特約って必要か?プロしか知らない判断基準を大公開


こんにちは、損保社員の丸山です。

このページを見られている方は、自動車保険の見直しにかなり高い感度を持っている方だと思います。

そんなあなたでも、「自動車保険を見直すぞ!」と意気込んだは良いものの、こんな疑問にぶち当たっていませんか?

よくある疑問

  • 自動車保険を見直そうと思ったけど案外難しい。
  • 自動車保険に弁護士費用特約って必要?
  • 保険料を安く抑えたいので、極力外したい。
  • でも、弁護士費用特約はお得って話を聞いたことがある。

そこで私の損保社員としての経験を踏まえ、

丸山
この記事では、弁護士費用特約に関する基礎知識弁護士費用特約が必要かどうかをお伝えします!

弁護士費用特約ってなに?

弁護士費用特約とは、弁護士に依頼して、相手に損害賠償請求を行い際の弁護士費用を補償するものです。

具体的には、以下の4つの費用が補償されます。

①相談料

相談料とは、弁護士に案件を相談する際に必要となる費用です。

30分1万円を相場として請求されます。

②着手金

着手金とは、弁護士に案件を依頼する際に必要となる費用です。

相手に請求する金額の8%を相場として請求されます。

③成功報酬金

成功報酬金とは、案件が完了した際に必要となる費用です。

相手から勝ち取った金額の16%を相場として請求されます。

④その他実費

その他にも、日当や交通費、裁判にかかる費用などを実費で請求されます。

弁護士費用はかなり高額になる

これらの費用を足し合わせると、弁護士費用はかなりの高額に上ります。

例えば100万円を相手に請求する場合、合計25万円の弁護士費用が発生することになります。

弁護士費用特約ではこれを補償してくれるので、安心して弁護士に事故対応を任せられます。

弁護士費用特約の平均保険料はいくら?

弁護士費用特約の平均保険料は約2,000円といわれています。

自動車保険料全体を7万円と考えると、たったの3%程度なのでかなり少額といえます。

プロの結論「弁護士費用特約はコスパ最高の特約」

弁護士費用特約は、保険料は約2,000円と少額である一方で、利用価値はかなり大きなものを期待できます。

具体的な利用価値は以降で解説しますが、コストパフォーマンスはかなり高い特約であるといえます。


【活用シーン①】自動車保険料を安くする切り札

弁護士費用特約は、うまく活用することで自動車保険料を安く抑えることができます

車両保険や人身傷害保険といった保険料が非常に高額な補償を、一部代替することができるんです。

「どうやって車両保険等の代わりになるのか?」ということについて、以降で詳しく説明します。

車両保険等に加入する場合

交通事故で発生した費用は、加入する保険会社が保険金という形で補償してくれます。

車両保険等に加入しない場合

交通事故で発生した費用を、加入する保険会社が一切補償してくれません。そのため、相手からの賠償金をもって補てんする必要があります。

賠償金とは

賠償金は以下の計算式で導かれます。

賠償金=損害額×過失割合

そのため、示談交渉では「損害額がいくらになるのか」・「過失割合がいくらになるのか」という2つの交渉が非常に大切です。

弁護士費用特約に加入する場合

交通事故で発生した費用に保険会社がノータッチなのは一緒ですが、弁護士に示談交渉を任せることができます

弁護士は交渉のプロであり、自分や保険会社が行うよりも上手に示談交渉をこなしてくれます。

その結果、損害額の交渉・過失交渉ともにうまく運び、結果として賠償金を多く勝ち取れる可能性が飛躍的に高まります。

これにより、車両保険等に加入せずとも、ある程度の補償を手に入れることができるんです。

【活用シーン②】自分の意思を貫き通す手段

過失交渉は、交通事故においてかなり重要な役割を占めます。ちなみに、過失交渉の対象となる過失割合とは、「交通事故の責任がどちらにどれくらいあるか」という割合です。

この過失割合が賠償金に影響してくるというのは前述のとおりで、お金の面でかなりの重要な位置を占めています。

一方で、感情面においても「これ以上は譲りたくない!」という譲れない一線出てくる場合が往々にしてあります。

交渉をプロに任せられる

「過失割合を譲れない場合」に、自分や事故担当者よりも交渉に優れた弁護士に依頼できるのはかなり安心できます。

実際に多くのケースで、弁護士の有する交渉力は勿論、「弁護士である」というレッテルも相まって、交渉が有利に運ぶこととなります。

最終手段としての裁判を起こせる

しかし、交渉とは「お互いの合意のもとで解決」するものであり、相手が硬い意志を持っている場合にはどんなに頑張っても解決しないという限界があります。

そんな場合に、相手の事情に左右されず「正しいか、正しくないか」という第三者の視点で決着をつけてくれるのが裁判です。

この裁判によって相手の意思に関係なく解決に向かえるというのも、弁護士へ依頼するメリットのひとつです。

【活用シーン③】被害事故の交渉を任せる

交通事故で意外なのが、「0:100」の被害事故の場合に加入する保険会社が何もしてくれないという事実です。

慣れない交渉を百戦錬磨の事故担当者としなければいけない、というのはかなりの精神的な負担になります。

しかし、弁護士費用特約に加入していれば、すべての示談交渉を弁護士に任せることができます。これによる精神衛生の確保は、計り知れないものがあります。

自動車保険の保険料を安く抑えるなら

先程紹介したとおり、弁護士費用特約を活用することで自動車保険の保険料を節約することができます。

一方で、ほかの視点からも有効な手段があるので、以降で確認していきます。

自動車保険によって最大8万円の保険料の差


「全く同じ条件」であっても、自動車保険ごとに最大8万円の保険料の差が出ます。つまり、保険料を安くしたいなら、全ての保険料を見積もって安いところを探すことが必要です。

かと言って、一社ずつ見積もるのは膨大な時間が掛かります。

安い自動車保険を探すなら「一括見積もり」

そこで、保険料を節約するために効率的なのが一括見積もりサイトです。私も毎年利用するおすすめなサービスで、これをしっかり利用することが保険料節約のコツです。

≫ おすすめ一括見積もりサービス|インズウェブ

一括見積もりサイトのメリット

  • 5分で完了できる
  • 20社の保険料を一気に見積もれて比較ができる
  • 勧誘電話がこない

もっと詳しく知りたい方へ

以下の記事では、プロが考え得る限りの「保険料を安くする方法」をリストアップしています。保険料を安くする方法について、もっと詳しく知りたい方はご覧ください。

自動車保険のプロが伝授!保険料を安くする7つの秘訣

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まとめ:弁護士費用特約をうまく活用して保険料を安くしよう

弁護士費用特約は、2,000円という安い保険料に対して、かなり大きい利用価値が用意されています。

これをうまく活用することによって、数万円の保険料節約にもつながるため、加入を検討してみてください。

おすすめ:「自動車保険の節約ノウハウのすべてをまとめた」記事があります。

本記事のように、自動車保険の知識を体系的にまとめた記事を用意しています。

自動車保険に関する全体像を把握したい方は、ぜひご覧ください。

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  • この記事を書いた人

丸山(Maruyama)

損保会社で事故担当や営業企画を歴任する。大学時代に、行政書士を取得。就職後に、ファイナンシャルプランナーと証券アナリストを取得。趣味は、ジョギングしながら色んなジャンルのYOUTUBE動画を聞き漁ること。

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