自動車保険のおすすめ知識 自動車保険の口コミ・評判

【自動車保険の評判】プロ目線でアクサダイレクトの口コミを正直に公開。

2020年7月8日

  • アクサダイレクトが気になっているが、どんな自動車保険なんだろう。
  • アクサダイレクトの自動車保険の口コミ・評判で信頼できるものが見当たらない。
  • アクサダイレクトの自動車保険に入って本当に大丈夫かな?

自動車保険のような実物のない金融商品は、外部から正確な情報を知ることはほぼ不可能です。

一方で、「損保業界で働く人間」だけは各自動車保険の正しい情報を知っています。

この記事では、損保会社で働く私が肌で感じてきたアクサダイレクトの口コミを正直に公開しています。自動車保険加入にあたっての参考にしてください。

アクサダイレクトの総合評価

この記事では、自動車保険のおすすめ度を全6つの項目から評価しています。

総合評価 [star rate="3.4"]
事故対応力 [star rate="2"]
補償内容 [star rate="4"]
ロードサービス [star rate="4.5"]
保険料 [star rate="3.5"]
アフターケア体制 [star rate="4"]
人気 [star rate="3.5"]
評価項目の解説
  • 事故対応力:実際に事故が起きた際に、相手とのトラブルなく要求を通せる体制が整っているか
  • 補償内容:必要な補償がラインナップされているか、補償プランを好みに応じてカスタマイズできるか
  • ロードサービス:車の故障時における無料サービスがどれくらい用意されているか
  • 保険料:保険料水準がどれくらい安いか
  • アフターケア体制:自動車保険加入後の相談やケアを親身にしてくれるか
  • 人気:どれくらいの人が加入しているか

おすすめ度ランキング第9位の自動車保険

以下の記事で、主要自動車保険すべてのおすすめ度をプロの視点から徹底比較し、ランキングにしています。

そのなかで、アクサダイレクトは第9位(全13社中)の自動車保険です。

【忖度なしの自動車保険ランキング】プロがおすすめの13社を徹底比較!

アクサダイレクトのメリデメをまとめました。

定量的な評価からは見えてこない、アクサダイレクトの自動車保険の「良いところ」と「悪いところ」を整理しました。

お時間の無い方は、ここだけでも確認いただければと思います。

アクサダイレクトのメリット
  1. 不安な事故直後に現場急行サービスが用意されている
  2. 補償プランのカスタマイズ性が高く、いらない補償を外しやすい
  3. 保険料が安い!ただし、30代以降の方は要注意
アクサダイレクトのデメリット
  1. 事故対応力は期待できない
  2. 特定の補償がないため要注意

【評価①】アクサダイレクトの事故対応力

これ以降は、評価項目ごとに徹底的してアクサダイレクトの自動車保険の評価をしていきます。

6つある評価項目のなかで、最も重要なのがこの事故対応力です。しっかりと確認しておきましょう。

アクサダイレクトの事故対応体制
事故対応力の評価 [star rate="2"]
事故受付時間 24時間365日 →平均的な対応
現場急行サービス →評価できる
初動対応受付時間 19時まで →平均的な対応
面談サービス 重傷の場合のみ →ありえない

事故対応力は期待できない

上表だけ見てもチンプンカンプンだと思うので、以下でポイントを絞って解説します。

未熟な面談体制

ここが何よりも注目すべきポイントです。交通事故の示談を円滑にこなすためには、相手の性質を見抜き、必要に応じて「顔を突き合わせて話す」ことの効果は非常に大きいんです。

元事故担当者の私から見ると、「面談体制の整っていない自動車保険に入るなら、いざ事故が起きて揉めても文句言えないよねー」ってくらい業界では最重要視されています。

というくらい「相手と面談して示談をしてくれない」というのは致命的です。

満足度ランキングにおける評価

自動車保険の満足度を測る調査機関3社の評価は、以下のとおりです。

アクサダイレクトの自動車保険は、実際の利用者から「事故対応力」をあまり評価されていないと見受けられます。

J.D.Power 9位
オリコン 10位
価格.com
ランキングの見方(私見)
  • 5位以上➡良い評価
  • 8位以上➡普通の評価
  • それ未満➡悪い評価

現場急行サービスは実施している

よくCMで見かける「すぐに事故現場に伺います!」というのが「現場急行サービス」です。

交通事故は不安の連続ですが、断トツで一番不安なのが事故直後なんです。私も交通事故を起こしたときは、泣きそうなくらい不安でした。

そんな不安な事故現場に職員を派遣して、相手への対応など現場を裁いてくれるのが「現場急行サービス」のメリットです。

アクサダイレクトの自動車保険では現場急行サービスを用意しており、対応者が駆けつけることになります。

面談体制と現場急行サービス

自動車保険会社の体制を確認すると、「面談体制」と「現場急行サービス」はトレードオフの関係にあります。つまり、どちらかを用意する一方で、どちらかを諦めている自動車保険が多いということ。

しかし、事故対応力に影響を及ぼすのは、圧倒的に「面談体制」です。

裏事情を話すと、「面談体制」の構築には大量の事故処理拠点と担当者数が必要となります。一方で、「現場急行サービス」はそんなにお金がかかりません。

大手損保は当然に「面談体制」を用意していますが、後発であるネット損保は「保険料の安さ」で大手損保に対抗せざるを得ませんでした。その結果として、ネット損保では「面談体制」を捨てて、「現場急行サービス」だけを採用しているのです。(それさえないところも有り)

実際の口コミ・評判

プロの視点から「事故対応力は期待できない」という評価を下しましたが、実際の利用者の声をいくつか確認してみましょう。

紹介内容に恣意性が出ないよう、良い評価と悪い評価の織り交ぜ方は、実際の割合に極力近づけています。

事故相手にしっかりと連絡を取ってくれていなかったようでした。自分に相手から「保険会社から連絡がこない」とクレームがあり、困りました。
相手との複雑な交渉をまとめてくれました。また、進行状況を都度連絡してくださり、「心配しないで、おまかせください」と言ってくれました。本当に助かり、心強かった。
各種対応から支払いまですべて迅速に行っていただいた。。

【評価②】アクサダイレクトの補償内容

補償内容について見るべきポイントは、「必要な補償が揃っているか」「いらない補償を削れるカスタマイズ性があるか」の2点です。

アクサダイレクトの補償内容一覧
補償内容 名称 必要性
相手の怪我 対人賠償 *対人賠償責任保険
相手の車 対物賠償 *対物賠償責任保険
対物超過 対物全損時修理差額費用補償特約
自分の怪我 人身傷害 人身傷害補償保険
搭乗者傷害 搭乗者傷害保険 ×
オリジナル 形成手術費用補償特約 ×
自分の車 車両 車両補償保険
車両超過修理特約 なし
新車特約 なし
レンタカー費用特約 なし
車内身の回り品特約 なし
オリジナル ×
特約 弁護士費用特約 弁護士費用等補償特約
他車運転特約 他車運転危険補償特約
ファミリーバイク特約 ファミリーバイク特約
個人賠償責任特約 日常生活賠償責任保険特約
オリジナル 携行品損害補償特約 ×
ペット搭乗中補償特約 ×
表の見方
  • 基本的な補償内容を「補償内容」欄に記載しています。
  • 各自動車保険は独自のネーミングを「名称」欄に記載しています。
  • 「名称」欄の先頭に付された「*」は自動セットの意味合いです。
  • プロから見た各補償内容の必要性を「◉:必須、○:あった方が良い、△:特定の人向け、×:いらない」の4段階で「必要性」欄に評価しています。

補償内容は十分だが、一部の人は要注意

まずは、「必要な補償が揃っているか」という視点で検証を行います。

上表の「名称」欄に「ない」と記載がされている補償が、必要なのに用意されていない補償です。特に重要なものは、以下のとおりです。

「愛車が大破しても修理して乗り続けたい人」は要注意

アクサダイレクトでは、「車両超過修理特約」という補償が用意されていません。

これは、愛車が全損となってしまった場合でも、修理金額が全額補償される特約です(特約がなければ、中古価格までの補償)。

そこで、「愛車を修理してでも乗り続けたいけど、修理費と保険金の差額が50万円もすると払えないよ…」なんて人は、アクサダイレクトの自動車保険に向いていません。

別の自動車保険に加入して「車両超過修理特約」を付けましょう。

「新車を買ったばっかりの人」は要注意

6年間の自動車時価額の推移
出典:価格.com「新車特約(車両新価特約)とは?」

アクサダイレクトでは、「新車特約」という補償が用意されていません。

これは、愛車が全損となってしまった場合に、中古価格ではなく新車価格で保険金を支払ってくれる特約です。

上のグラフを見るとわかりやすいですが、1年経つだけで補償金額はガクッと50万円程も落ちます。

「ローンを借りたばかりで、今ある車が大破してしまったら簡単に買い替えられないよ…」なんて人は、アクサダイレクトの自動車保険に向いていません。

別の自動車保険に加入して「新車特約」を付けましょう。

補償プランのカスタマイズ性は高い

次に、「いらない補償を削れるカスタマイズ性があるか」という視点で検証を行います。このカスタマイズ性が高いと「いらない補償を削れる」=「保険料を安くしやすい」というメリットがあります。

上表の「名称」欄で「*」がついているものが「取り外しができない補償」です。

アクサダイレクトは、カスタマイズ性は高く、保険料の面で有利となる可能性が高まります。

そもそも必要な補償ってなに?

ここまで話をすると、「そもそも自分に必要な補償って何なんだろう?」という疑問が湧いてくると思います。

この「自分に最適な補償プランを決める」というステップは、最適な自動車保険選びに必須の工程です。

以下の記事で、代理店に相談しても決して教えてもらえないような「補償選びの鉄則」を書きました。この記事のどおりに進めれば、5分で「自分に最適な補償プラン」が確定するので、ぜひやってみてください。

損保会社が教えない自動車保険の補償内容の選び方【完全ガイド】

【評価③】アクサダイレクトのロードサービス

3つ目の評価項目が「ロードサービス」です。

ロードサービスとは、車が故障した際などに受けられる「無料サービス」の総称です。自動車保険ごとに微妙に異なっていたりするんですが、正直どんぐりの背比べです。

あまり重要な差別化ポイントではありませんが、一応確認しておきましょう。

アクサダイレクトのロードサービス一覧
サービス項目 無料範囲
レッカー 35kmまで
車両トラブル 落輪
ガス欠 有料
バッテリー上がり
パンク
閉じ込み
宿泊・帰宅 宿泊費 1泊
帰宅費 合理的範囲

困ることは「ほぼほぼありえない」サービス内容

上表を見ただけでは、「で、どうなの?」という感じだと思います。
日々対処にあたっているプロから見ると「これで不都合が生じることはないよ」というレベルのサービス内容です。

この他に、ペットホテル代補償なんてものもあったりします。利用頻度はとても低いですが。

【評価④】アクサダイレクトの保険料

「保険料」については、一見とても大切そうであって、実はここに書いてある内容を鵜呑みにするのはNGです。その理由は後述します。

アクサダイレクトの保険料は「ネット損保の平均」レベル

上表に書いてあるように、自動車保険は保険料水準によって4つのグループに分類できます。
このなかで、アクサダイレクトの自動車保険は2番目に安い「ネット損保の平均」レベルに分類されます。

10~20代は要注意

ただし、10~20代にはかなり不利な保険料設定になっているので注意しましょう。

保険料「水準」ではなく、実際の保険料で決めるべき

「保険料については内容を鵜呑みにするな!」と上述した内容がこれです。

自動車保険は、年齢や車種、補償内容などの細かな条件によって「どこが安いのか」が全然違います。それも数万円単位の保険料差があります。

それを「ここは安いって聞いたからー」なんていう曖昧な情報で判断をするのはもったいなさすぎる。必ず、実際に保険料を見積もるようにしましょう。

一括見積もりサイトで全社の保険料を見積もるべき

今は「一括見積もりサイト」という大変便利なツールがあります。車検証が手元にあれば、たった5分で全20社程の保険料を知ることができます。

ちなみに私も愛用者で、毎年使っています。面倒な勧誘電話もこないので、気軽にお試し気分で利用できます。

≫ おすすめの一括見積りサービス|インズウェブ

自動車保険探しの理想の手順
  1. 実際の保険料を出す(一括見積もりサイトで5分)
  2. 保険料以外のポイントを含めて、自動車保険を比較する
  3. 自動車保険を決定する

もっと保険料を安くしたい場合は

もっと保険料を安くしたい場合は、様々なテクニックを体系的に紹介した記事があります。以下の記事をどうぞ。

【5分で2万円節約!】プロが伝授する自動車保険料を安くする4の秘訣

【まとめ】ネット損保の典型的な自動車保険

最後になりますが、アクサダイレクトを総評すると「ネット損保の典型的な自動車保険」といえます。

自分の条件で保険料が安くでれば、加入するのも大有りでしょう。自動車保険選びの参考にされてください。

総合評価 [star rate="3.4"]
事故対応力 [star rate="2"]
補償内容 [star rate="4"]
ロードサービス [star rate="4.5"]
保険料 [star rate="3.5"]
アフターケア体制 [star rate="4"]
人気 [star rate="3.5"]

この他の自動車保険についても詳しく比較したいという方は、以下の記事をどうぞ。

【忖度なしの自動車保険ランキング】プロがおすすめの13社を徹底比較!

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本記事のように、自動車保険の知識をすべてまとめた記事を用意しています。実際に4万円の保険料節約を実現したノウハウも紹介していますので、必読です。

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  • この記事を書いた人

丸山(Maruyama)

・損保会社で事故担当と営業企画に従事
・大学時代に暇で行政書士
・最近に証券アナリスト

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