よくある疑問
- 東京海上日動が気になっているが、どんな自動車保険なんだろう。
- 東京海上日動の自動車保険の口コミ・評判で信頼できるものが見当たらない。
こんにちは、損保社員の丸山です。この記事では、私の損保社員としての経験を踏まえ、
この記事でわかること
東京海上日動は「最高品質の自動車保険」
東京海上日動は、当ブログ内のおすすめランキング第2位の自動車保険です。
総合評価 | 4 |
事故対応力 | 4.5 |
補償内容 | 4.5 |
ロードサービス | 5 |
保険料 | 2 |
アフターケア体制 | 5 |
人気 | 5 |
東京海上日動のポイント
リーディングカンパニーの安心感
高クオリティな事故対応
あらゆるリスクに対応できる補償内容
補償のカスタマイズ性に難あり
保険料がお高め
そもそも東京海上日動とは?
正式名称を東京海上日動火災保険株式会社といい、2004年に東京海上火災保険と日動火災海上保険が合併して発足した損害保険会社です。日本最初の損害保険会社として創業より140年挑戦を続け、近年はM&Aにより世界の損害保険市場へ進出しています
損害保険業界ではトップシェアを誇っている一方で、子会社の東京海上日動あんしん生命で生命保険の販売も行っています。自動車保険としては、以下の2商品を展開しています。
- トータルアシスト自動車保険
- ちょいのり保険
「トータルアシスト自動車保険」が主力自動車保険であり、代理店型損保として代理店を通した販売を行っています。保険のプロである代理店に相談をしながら保険を設計できることが強みです。
東京海上日動の事故対応力
東京海上の事故対応力はかなり充実したものとなっており、安心して事故対応を任せることができます。
初動対応が24時間体制
東京海上日動では、交通事故が発生した後、相手への連絡や各種手配を行ってくれる「初動対応」を24時間体制で受け付けています。必ずしも緊急で対応しなければいけないことばかりではありませんが、いざという時にいつでも対応可能というのは非常に助かります。
充実した示談交渉力
東京海上日動では、242もの事故処理拠点を用意しており、かなり機動的な示談交渉を行うことができます。一県あたり5つの拠点と考えると、その機動力も想像しやすいと思います。
また、オリコンの顧客満足度ランキングでは第2位となっており、実際の利用者からも高い評価を得ている点も大きな安心ポイントです。
現場急行は代理店任せ
事故現場に駆け付ける「現場急行サービス」ですが、東京海上日動では代理店ごとのサービス展開となっています。つまり、代理店任せの現状ですが、実施するための難易度が高いために殆どの代理店では実施できていないのが実情です。
私の経験からしても、交通事故で一番不安なのは事故直後です。そこに誰かが来て場を取り仕切ってくれるだけで全然安心度が違います。そのため、正直残念なポイントですね。
実際の口コミ
実際の口コミを見てみると、事故対応時の適切な対応を評価する口コミが非常に多く投稿されています。



東京海上日動の補償内容
必要な補償はすべて用意
東京海上日動では、一般的に求められている補償内容はすべて用意されています。補償選択をしっかりと行えば、交通事故でお金に関して困ることはなくなるので、とても安心できますね。
不要な補償も自動セット
要不要の判断は人によりますが、不要と判断できるような補償まで自動セットされてしまっています。そのため、いらない補償を削りきることができずに、保険料の面で不利となる可能性が出てしまいます。
特徴的な補償も多い
変わった補償も用意されているので確認してみましょう。
ドライブエージェントパーソナル特約
必要性:低い 斬新さ:高い
ドライブレコーダーの貸出を受けることができ、交通事故発生を衝撃で感知すると同時に、自動で保険会社への事故連絡がなされます。事故時の映像も記録されるため、過失交渉も有利に展開することができます。
入院時選べるアシスト特約
必要性:低い 斬新さ:高い
入院が長期化した場合に、自宅掃除代行やお見舞の御礼などの複数の項目から、1日当たり1万円の範囲内で選択してサービスを受けることができます。
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【完全版】プロがおすすめする自動車保険の「補償内容選びの鉄則」
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東京海上日動の補償内容一覧
補償内容 | 名称 | 必要性 |
---|---|---|
相手の怪我 | *対人賠償責任保険 | ◉ |
相手の車 | *対物賠償責任保険 | ◉ |
*対物超過修理費用特約 | ◉ | |
自分の怪我 | 人身傷害補償保険 | ○ |
*傷害一時費用保険金 | × | |
入院時選べるアシスト特約 | × | |
自分の車 | 車両補償保険 | ○ |
*限度額引上げ払 | △ | |
車両新価保険特約 | △ | |
*レンタカー費用等補償特約 | △ | |
車内携行品補償特約 | △ | |
*車両全損時諸費用補償特約 | × | |
地震・噴火・津波危険車両全損時一時金特約 | × | |
特約 | 弁護士費用特約 | ○ |
他車運転危険補償特約 | △ | |
ファミリーバイク特約 | △ | |
個人賠償責任補償特約 | △ | |
弁護士費用特約(日常生活) | × | |
ドライブエージェントパーソナル特約 | × | |
自転車傷害補償特約 | × |
東京海上日動のロードサービス
サービス項目 | 無料範囲 | |
---|---|---|
レッカー | 15万円まで | |
車両トラブル | 落輪 | ○ |
ガス欠 | ○ | |
バッテリー上がり | ○ | |
パンク | ○ | |
閉じ込み | ○ | |
宿泊・帰宅 | 宿泊費 | × |
帰宅費 | 5万円まで |
レッカー15万円まで無料の安心感
東京海上日動では、全体的に充実したロードサービスが展開されています。特にレッカー15万円まで無料というのは、相当な遠方地へ旅行に行っている際の事故でもない限り、自己負担が発生しないような金額設定です。
これで困ることはあり得ない
プロの目から見ても、これだけ充実したロードサービスで困るという事態は想定できません。安心して加入できる内容となっています。
東京海上日動の保険料
最も高い水準の保険料
上表のとおりに保険料水準によって、自動車保険を4グループに分類することができます。東京海上日動では、最も保険料の高い「代理店損保の平均」レベルにあります。
豊富な割引
東京海上日動では、全部で7つもの割引制度が用意されています。うまく活用して、「保険料をどれだけ下げれるか?」という点も加入検討のポイントになります。
ノンフリート多数割引(家族割)
フリーと等級制度において20等級のまま1年間無事故であった場合に、2%の割引が適用されます。
保険料を安くするコツ
東京海上日動に限った話ではありませんが、自動車保険の保険料にはかなりのクセがあります。そのクセをおさえることで、大幅な保険料節約が可能となりますので、以降で詳しく確認しましょう。
自動車保険によって最大8万円の保険料の差
「全く同じ条件」であっても、自動車保険ごとに最大8万円の保険料の差が出ます。つまり、保険料を安くしたいなら、全ての保険料を見積もって安いところを探すことが必要です。
かと言って、一社ずつ見積もるのは膨大な時間が掛かります。
安い自動車保険を探すなら「一括見積もり」
そこで、保険料を節約するために効率的なのが一括見積もりサイトです。私も毎年利用するおすすめなサービスで、これをしっかり利用することが保険料節約のコツです。
一括見積もりサイトのメリット
- 5分で完了できる
- 20社の保険料を一気に見積もれて比較ができる
- 勧誘電話がこない
もっと詳しく知りたい方へ
以下の記事では、プロが考え得る限りの「保険料を安くする方法」をリストアップしています。保険料を安くする方法について、もっと詳しく知りたい方はご覧ください。
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自動車保険のプロが伝授!保険料を安くする7つの秘訣
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【まとめ】最高品質の自動車保険
最後に東京海上日動を総評すると「最高品質の自動車保険」といえます。事故対応力を始めとして「大きな安心」を売りとしています。
一方で保険料の高さはネックとなるので、「品質の対価として保険料の高さを受け入れられるか?」が大きな検討ポイントになります。
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